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私は1992年から約30年間不動産販売の仕事に関わってきました。不動産業界が変化していく中でいつしか私は、自分が理想とする会社を仲間と共に作り上げたいと考えるようになりました。

会社を設立するにあたり、私が最初に思ったことは【互助】の精神を大切にすることです。私が思うに、互助とは互いが助け合うだけでなく、互いに高めあっていくことが本当の互助の精神だと思っています。誰かに助けてもらうばかりではなく、自分の得意とする何かで誰かを助ける。そのために常に自分を高めていくことの努力を怠らない。そんな人間同士の集まる集合体こそが私の理想とする会社の姿だと思い、社名を【バージョン】とすることを思いつきました。バージョンとはバージョンアップという言葉からきています。

ただ、この言葉だけでは私の考える理想を表現するには足りず、もう一つの言葉を社名に足すことにしました。それが【es（エス）】という言葉です。この es（エス）には2つの意味があります。1つはドイツ語で（包括的に）自我という意味です。そしてもう1つは【ES（employee satisfaction）】の略で従業員満足という意味です。これは【CS（customer satisfaction）】（顧客満足）に対比する考え方です。会社は社員一人一人を幸せにすることで社会に貢献する。社員は常に互いを高めあいながら、人も会社も成長し、顧客満足度を高めていく。それこそが我々の es（自我）である。これが【バージョンes株式会社】という会社のあるべき理想です。ただ、現実はまだまだです。ですが、幸いなことに多くの人とのご縁により、ゆっくりではありますが一歩ずつ前進できております。

これからも設立の思いを忘れず、社員と共に成長し、より良いサービスをご提供できるように取り組んで参ります。